友達の作り方を忘れました。vol.3

こんにちは!


前回に引き続き、私の過去について振り返っていきたいと思います。


話は変わりますが、最近は梅雨入りして、チャリ通学の身としては日々が闘いです(笑)




それはさておき、私が覚えている中学生活最大の事件について話したいと思います。それは私の知らないところで起きていたのです。





相変わらず、いじめをいじりだと言い張り、いじられては、笑って怒る(?)の繰り返しをしていたある日、何人かの学生が先生に怒られているのを目撃しました。まーた何かやらかしたんだなと特に気にも留めず、その前をニコニコした顔で友達と通り過ぎました。





すると、なんということでしょう☆怒られている原因は私だったのです。誰かが私に対するいじりをいじめだと思って先生に言ったのでしょう。





この背景については、何もわからないので憶測でしかないですが、ある時、友達に"からかわれてるけど嫌じゃないの?"と聞かれたことがあります。本音としては、いじりは私にとって嬉しいことなので、嫌じゃないが正解でしたが、そんなこと言えるはずもなく、いやだよ〜と返しました。




私の推測通りであれば、全ては私の言動のせいで、回りに回って罰が当たったのかもしれません。




正直に生きるとはなんなのでしょうか。今でも本音と建て前が横行する世の中で誰に本音を打ち明ければいいのでしょうか…



と、解決しない難題は置いておいて、その事件があった次の日から様子は一変しました。明らかに態度が変わり、私の顔色を伺うようになったのです。本心としては、気を遣わせるくらいなら今までのような扱いの方がよっぽど楽でした…ですが、それは優しさだと感じ、私が我慢すればいい…そう考えるようになりました。





…とそんな話をしていきましたが、何せ私は根っからのポジティブ人間なので、まあ気にせず行くか〜☆と考えたくないことには蓋をし、毎日欠かさず学校にも通い、嫌な顔一つせず、寧ろそれを悟られないように笑顔で振舞っていました。





他にもエピソードはありますが、これで大体私の中学生活を思い描けたと思います。





そして高校生活も相変わらずでした。小学生の時から “本当の自分”を偽って、演じてきたため、もはや本当の自分が何なのかわからなくなっていました。しかし、その事実に当の本人は気づいていません。





誰かに嫌われないため、そのために自分を作り、そのことに必死になり、気がついた時にはもう周りには本当に親しい友達ができ、取り残されているような感覚になりました。



そして私はこの時心に決めました。








本当の自分であろう。



もう自分を偽るのはやめようと。








それが高校卒業し、これから浪人するという時期でした。



では、また次回でお会いしましょう…


                                                            -Awkward-